FX会社が破綻した場合どうなるか?貯金との比較

FX豆知識

もし、利用しているFX会社が破綻した場合、預けているお金はどうなるのか心配になった方はいないでしょうか?

いくらたくさんのお金をFXで稼いでも預けているFX会社が破綻した場合、ゼロになってしまえば安心して取引することはできないですよね?

そこで今回はFX会社が破綻した場合、預けているお金がどうなるのかについて説明をします。

わかりやすくするために銀行預金と比較して説明しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

FX会社が破綻しても預けているお金は保障される

結論からお話しすると、FX会社が破綻してもFX会社に預けているお金は保証されます。

なぜならFX会社で預けているトレーダーのお金は、FX会社が運営で使うお金とは別に管理されているからです。

このシステムを信託保全といいます。

FX会社が会社を運営するために使うお金はもちろんFX会社が管理をしています。

しかしFX会社がトレーダーから預かっているお金に関しては信託銀行がお金を管理しています。

つまり、FX会社のお金とは別に管理をされていますので仮にFX会社が破綻してもトレーダーのお金は守られることになります。

FXは、安心して取引をすることができる金融商品であるということがわかりますよね。

しかし、海外FX会社の中には信託保全をしていないFX会社もあります。

信託保全をしていないFX会社を利用してしまうと、FX会社が破綻してしまった場合トレーダーのお金は守られません。

FX会社を選択する際は、信託保全が行われているFX会社かそうでないかについてはしっかり確認するようにしましょう。

銀行預金は、銀行が破綻してしまう1,000万円+利息しか保証はない。

では、多くの方が利用している銀行預金はどうでしょうか?

銀行預金の場合、銀行が破綻してしまうと預けているお金の全額の保証はありません。

保証されるのは、1つの銀行に対して1,000万円+利息だけです。

つまり、もし1億円預けていた場合、約9,000万円がなくなってしまうことになります。

これを見ていかがでしょうか?怖いですよね銀行が潰れると、富裕層の多くは多額のお金を失ってしまうことになるのです。

しかし、銀行が潰れるなんてありえないと思っている方もいるでしょう。

確かに今の金融情勢を考えると銀行が潰れる事は現実的ではありません。

ただ、1990年代には北海道拓殖銀行を始めとする多くの銀行が破綻しました。

つまり、銀行は絶対では無いのです。過度に恐れる必要はありませんが、銀行にお金を預ける際はの銀行の信用力をしっかり確認することが必要でしょう。

その点、FXであれば仮にFX会社が破綻してしまっても投資家のお金は全額保証されます。ある意味FXの方が安心といえるかもしれませんね。

まとめ

今回は、FX会社が破綻してしまった場合預けているお金がどうなるのかについて説明をしました。

信託保全をしっかりしているFX会社であれば、仮にFX会社が破綻してしまっても、トレーダーのお金は全額保証されます。

安心してFXを楽しむことができますね。一方銀行預金の場合は、銀行が破綻してしまうと1,000万円+利息しか保証はされません。

最も安全な金融機関といわれる銀行の保証は決して盤石のものではないのです。

この記事をきっかけに、預けているお金の保証という観点で金融機関を選ぶ大切さについてご理解いただければ幸いです。