外貨預金との違い

他の金融商品とFXの比較

FXとは外国為替証拠金取引のことを指します。つまりアメリカドルやユーロ等の海外通貨を使って利益を狙っていく商品です。

海外通貨を使って利益を狙っていく商品の代表格と言えば多くの方は外貨預金を思い浮かべるでしょう。

ではFXとこの外貨預金にはどのような違いがあるのでしょうか?

そこで今回はFXと外貨預金との違いについてわかりやすく説明をします。

FXと外貨預金の最大の違いはレバレッジ

FXと外貨預金の最大の違いは、レバレッジを使うことができるか使うことができないかになります。

レバレッジとは、手元資金の◯倍の取引をすることができる機能です。FXにはこのレバレッジがあるので大きな利益を狙うことができるのです。

一方、外貨預金にはこのレバレッジ機能はありません。手元資金にある分しか外貨を買うことができませんので手元資金が少ないと大きな利益を狙う事は難しいでしょう。

既に、大きな資産を保有している方に関しては外貨預金でも充分利益を狙うことができると思いますが、十分な投資資金がない方はFXの方がおすすめできるといって良いでしょう。

このレバレッジがあるかないかがFXと外貨預金の最大の違いになります。では他にFXと外貨預金の違いは無いのでしょうか?

FXと外貨預金の違い~手数料

FXと外貨預金の違いはレバレッジだけではありません。手数料も大きな違いです。

例えば大手都市銀行で外貨預金を購入する場合円から米ドルに変えるために1円の手数料がかかります。

米ドルから円に戻すには同じく1円の手数料がかかります。

一方、FXの場合はどうでしょうか?米ドルで取引するための片道の手数料は0.3銭ほどのFX会社が非常に多いです。

往復でも0.6銭ほどの手数料で利用することができるため銀行の外貨預金とは比較にならないほど手数料が低いのです。

また新興国通貨については、銀行で新興国通貨を購入すると片道20%ほどの手数料が取られるところもあります。

FXの場合新興国通貨で取引しても1%も手数料が取られないことが一般的ですので大きな違いになるでしょう。

FXはリアルタイムで取引することができる

FXは当然ですがリアルタイムのレートで取引することができます。

しかし外貨預金の場合、リアルタイムのレートで取引することはできません。

銀行がその日の取引レートである中値を決めるのでこの中値で取引することになります。

24時間いつでもリアルタイムのレートで取引することができるFXの方が利便性が高いといえるでしょう。

まとめ

今回は、FXと外貨預金の違いについて説明をしました。

FXと外貨預金には様々な違いがありますが、手数料などを考えた場合やはりFXの方が圧倒的に有利といえるでしょう。

レバレッジを使いたくない方に関しても、うまく資金管理を行えば実質レバレッジゼロでFXの取引をすることもできます。

もし、今まで外貨預金で取引をしていた方は今回の記事を参考にFXを選択肢に入れていただければ幸いです。